フカヤシュランガイド |
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2011.06.10 |
反響が多かったのでシリーズ化しますね。
青春の日々を深谷で過ごした人たちでまず知らない人はいないだろう。
いや、「いてはいけない」ぼくの大好きないい加減なお店。
『花ぐるま』
入り口ですでに歴史を感じる。文化遺産物。
あいかわらずのおばちゃんの接し方、おじちゃんのこちらをのぞく顔。
人間国宝級。
ほっとします。
かわらずのこのゆるさ。最高。
基本的にサービスメニューしか食わないのが「通」。
「いつかのいつか」とおばちゃんと約束した
エビフライ 2500yen
かわらずバブリー。
まだまだいつかにとっときます。
注文したのはこれ
「チキンカツ」
食いきる予定で注文はするようお願いします。
ぼくはこれか生姜焼きしか食いません。
店内、音も無く漫画や雑誌をゆっくり読みながら適当に食う。
スラムのチキン屋に似たセルフタイムなshop。
antiサービス anti接遇
ある意味Punk Rockな店だぜ!ロケンロー!
そして〆にはこれ、
砂糖水をいっぱいいれてよく飲んだふつうのアイスコーヒー。
でもうまい。
うまいの観点が違ううまい。
最近おしゃれなカフェがあちこちにある。
ぼくも好きであちらこちら行く。
おいしいし、楽しいし、わくわくする。
でもどこのおしゃれカフェへ行っても味わえないものがここにある。
『花ぐるま』
とてもゆるくスローな時間と逢い変わらずのおばちゃん、おじちゃんのほっこりした感じ。
いつもと同じ味と匂いと漫画の量と汚さと部屋とYシャツと・・・。
店内のライトはLEDなんかじゃなくすべて走馬灯。
必要以上を求めない、つくらないロケンローな店。
ぼくの大好きな「いい・か・げ・ん」なお店。
星5億。